株式投資で大損をした経験はありませんか?
損失のショックは大きく、「過去に戻ってやり直したい」、でも後戻りできません。
そこで、株取引で「大損しない」ために、避けるべき「株式投資NG5選」をご紹介いたします。
特に、これから株式投資を考えている方の参考になればと思います。
ご紹介する「株式投資NG5選」は私の過去の失敗例です。
絶対ではありませんが、取引に注意することで大損を極力避けることは可能です。
大損の可能性がある株取引をしなければ、資産を増やすことができます。
1、「急騰株に飛びつき買い」はNG
勢いよく上がる株、
急伸している株をみると、
つい買いたくなります。
しかし,買ったら、直後に下落、
いわゆる「飛びつき買い」の失敗です。
誰でも買いたくなる状況ですが、
ここで
買ってしまう人と
冷静に見送る人がいます。
「買った後も上昇する」ことも、
もちろんあります。
しかし、天井をつけて急落したら、
株価はすぐには元に戻りません。
普段から観察している銘柄で、
特に気になっている銘柄の急騰を目前にすると、
乗り遅れまいと買いたい衝動にかられます。
何かの材料で急に値上がりしている株は、
戻り売りや利益確定売りの圧力が、
湧き出てきます。
「飛びつき買い」は大切なお金を失うリスクが高いので見送るべきです。
次のサイトは、「飛びつき買い」で失敗をした例です。
飛びつき買いをした結果、高値づかみをして即、含み損をかかえてしまった自身の体験から、高値づかみしないための注意点と高値づ…
2、「下落株に飛びつき買い」はNG
十分に下落をした株は、
「そろそろ反発してもいい頃」
と思います。
株の下落の原因は?
相場全体の下落、
特定の個別株の下落、
連日下落を続けている株は、
「もうそろそろ底だろう」
「反転して上がってもいいはず」
と思い、買いたくなります。
タイミングを見計らって買ったら、
「さらに下落して含み損」
こちらも、よくあるケースです。
下落が続いている下降トレンドの株は、
いつ切り返すか誰も予想できません。
相場の超有名な格言に
「落ちるナイフはつかむな」
があります。
「下落中は手を出すべきではない」
「下手に手を出すと大けがをする」
底を打って反転、上昇が確認できるまで待つことです。
暴落ちるナイフに手を出すなの格言、しかし、手を出して刃先を掴んでケガをした取引です。下げ相場では取引をせず、高みの見物が…
3、「決算をまたぎ」はNG
「決算またぎ」とは、好決算を期待して決算発表日に株を持ち越して保有することです。
上場企業の決算発表などのIRは、ほとんど大引け後15時以降に発表されます。
「IR」とは、
IRとは、Investor Relationsの略であり、企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動のことです。
次のサイトで閲覧することができます。
決算発表日の翌営業日は株価は決算の内容に反応し、
上下に激しく動く事が多いです。
好決算を期待して株を持ち越した場合、
決算内容が市場の予想を上回る内容であれば、
上昇する可能性が高く、
逆に市場の予想を下回った場合には、
思いもよらず、大幅下落に見舞われることも。
さらに、ある程度の良い決算を発表しても、
株価がその材料を既に織り込んでいる場合、
「材料出尽くし」で大きく売られて下落することもあります。
また、空売り機関が介入して株価を操作することも、
詳しくはこちらで解説。
個人投資家は空売り機関のえじき、悲しい結末にならないように小型人気株に注意、機関の空売り情報をつかみ、慎重に投資しましょ…
株は人の感情の動きに大きく左右されます。
特に決算日の翌日はその傾向がより強くあらわれます。
「利益確定とたい人」、
「戻り待ちの人」
「損切りの人」
「現金が必要で売りたい人」
様々な人が株式市場に参加しています。
「決算またぎ」はリスクを伴うので、余程の確信がない限りはお勧めできません。
次のサイトは「決算またぎ」をして失敗した例です。
株の決算持越しは危険です。決算発表の翌日は好決算でも売られて大きく下げることもあります。特に機関投資家の空売りや材料出尽…
4、「損切りが遅れる・できない」はNG
買った株が、買値から下げ、
ある一定の範囲を超えたら、
早めに売却して損切をすべきです。
「損切りとは」とは、
ロスカットのことで、含み損が生じている株を見切り売りして、損失額を確定することです。
そのまま、保有し続けても、
株価がいつ元にもどるのか、
誰にもわかりません。
放置すると含み損が大きくなることも、
「早めに損切して損失を確定」
次のチャンスを待ちましょう。
精神的にも穏やかに過ごせます。
もちろん、
損切りしたとたんに、
株が上昇し始めることも。
しかし、「損失を大きくしないことが第一」
例え、売った直後に上昇しても冷静にいられることが重要です。
次のサイトは、損切りが遅れて損失が拡大した実例です。
暴落ちるナイフに手を出すなの格言、しかし、手を出して刃先を掴んでケガをした取引です。下げ相場では取引をせず、高みの見物が…
5、「信用取引でレバレッジのかけすぎ」はNG
信用取引を利用している場合、
レバレッジをかけすぎていると、
株価が買値より下がった時に、
思わぬ損失を背負うリスクがあります。
「信用取引・レバレッジ」とは、
信用取引は、自分の資金を委託保証金として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて委託保証金の約3.3倍までの金額で株取引を行うことです。
少ない元手で大きなお金を動かせることができるため、てこの原理という意味の「レバレッジ」という言葉が使われます。
信用取引でレバレッジをかけていると、
株価が上がれば、
投資額に応じて大きな利益が得られますが、
逆に下がった時に早めに、
損切りで対応しないと、
保有資金が大きく減少します。
わずかな下落でも、
ダメージが大きいため、
やむなく売却を強いられることになります。
他人のお金を借りて投資しているので、
信用取引は、最も要注意な取引です。
まとめ
株式投資の失敗例を入れながら、大損しないための取り引き上の注意点を5例あげました。
株式投資は、昔からの格言がありますが、その通りに実行することは非常に難しいと感じています。
特に株取引の初心者の方には、慎重に取引を行って頂きたいし、含み損をかかえた時は早めの損切りをお勧めします。
本サイトが少しでも参考になればうれしい限りです。