相場が下落暴落している時に買っていれば儲けられる銘柄・ベア(インバース)型ETF

株は上がり続けることはありません。

値上がりだけを期待した取引では限界があります。

そこで、相場が暴落、下落した時に保有していれば儲けられる銘柄をご紹介します。

時々、日経平均やニューヨークダウなどが下落しそうだと思うことがあります。

そんな時に買っておきたい銘柄が、ベア(インバース)型のETFです。

最近では、新型コロナによる日経平均やニューヨークダウの暴落とは反対にベア(インバース)型のETFは急上昇しました。

損切り爺
ベア(インバース)型のETFは、持ち株のヘッジにもなりますよ

信用取引の空売りと似ていますが、証券会社から株を借りないので決済売りや利息の支払いは発生しません。

下落相場に値上がり利益が得られるベア(インバース)型のETFはデイやスイングなどの短期トレードに有効です。

相場が下がったら儲かる「ベア(インバース)型のETF」とは

ブルベア図

「ベア(インバース)型のETF」とは、それぞれの単語の意味は以下の通りです。

「ベア」とは

相場の弱気を示す時の言葉です。 ベア(Bear)は熊のこと、熊が前足を振り下ろす動作を相場の下落に例えて使われています。

「インバース」とは

インバース(Inverse) とは、逆という意味です。下げ相場では逆に上がることを意味しています。

「ETF」とは

ETF(Exchange Traded Funds)は、上場投資信託のことです。日経平均株価やTOPIXなどの動きに連動する運用成果をめざす金融商品のことです。

以上の様に「ベア(インバース)型ETF」は、市場が上昇すると下落し、下落すると上昇するという指数と逆の動きをするETFです。

具体的には、日経平均株価などの指標がマイナス1%の時に、「ベア(インバース)型ETF」はプラス1%を目指します。

「ベア(インバース)型ETF」の他にも、逆方向に2倍の値動きをする「ベア2倍(ダブルインバース)ETF」があります。

また、米国市場には逆方向に3倍の値動きをする「Direxion デイリーS&P500ベア3倍ETF」や「Direxion デイリー20年超米国債ベア3倍ETF」があります。

ETFなどの金融商品は、相場の先行きに不確実性が高まっている時に短期的な「ヘッジ取引」として有効です。

「ヘッジ取引」とは

ヘッジとは「回避」を意味します。株価下落が予想される時に、持ち株を売却せずに個別銘柄やETFなど売り建てることで、持ち株に発生する評価損を売り建ての利益でカバーしようとする取引などが代表的です。この取引方法を「売りヘッジ」といいます。逆の場合は「買いヘッジ」といいます。

ETFなどの金融商品は、中長期的には時間的価値の減価などにより不利な影響を受ける傾向があります。

中長期投資は目減りする性質があるので短期トレードに向いています。

相場の不確実性が高まっている時に短期的にヘッジとして活用すると有効です。

日経平均ベア上場投信「銘柄コード:1580」

日経平均ベア上場投信は、「日経平均インバース・インデックス」ともいいます。

日経平均株価の日々の変動率のマイナス1倍の値動きになる指数です。

日経平均が下がるときに同率に上昇し、上がるときは同率に下落する値動きをします。

日経平均ベア上場投信のイメージ

日経平均が-5%下落した時に、日経平均ベア上場投信は同率の約+5%。

日経平均ベア上場投信イメージ

日経平均ベア上場投信の週足チャート

日経平均ベア上場投信チャート

 

 

TOPIXベア上場投信「銘柄コード:1569」

TOPIXベア上場投信は、「TOPIXインバース(-1倍)指数」といいます。

日経平均株価の日々の変動率のマイナス1倍の値動きになる指数です。

TOPIXが下がるときに同率に上昇し、上がるときは同率に下落する値動きをします。

TOPIXベア上場投信のイメージ

TOPIXが-5%下落した時に、TOPIXベア上場投信は同率の約+5%。

TOPIXベア上場投信イメージ

 

TOPIXベア上場投信の週足チャート

 

TOPIXベア上場投信チャートA

 

 

日経平均ベア2倍上場投信「銘柄コード:1360」

日経平均ベア2倍上場投信は、「日経平均ダブルインバース・インデックス」といいます。

日経平均株価の日々の変動率のマイナス2倍の値動きになる指数です。

日経平均が下がるときに2倍上昇し、上がるときは2倍下落する値動きをします。

日経平均ベア2倍上場投信のイメージ

日経平均が-5%下落した時に、日経平均ベア上場投信は2倍の約+10%。

日経平均ベア2倍上場投信イメージ

日経平均ベア2倍上場投信の週足チャート

日経平均ベア2倍上場投信チャートA

 

 

TOPIXベア2倍上場投信「銘柄コード:1356」

TOPIXベア上場投信は、「TOPIXダブルインバース(-2倍)指数」といいます。

日経平均株価の日々の変動率のマイナス2倍の値動きになる指数です。

TOPIXが下がるときに2倍上昇し、上がるときは2倍下落する値動きをします。

TOPIXベア上場投信のイメージ

TOPIXが-5%下落した時に、TOPIXベア上場投信は2倍の約+10%。

TOPIXベア2倍上場投信イメージ

TOPIXベア上場投信の週足チャート

 

TOPIXベア2倍上場投信チャートA

 

 

国際のETF VIX短期先物指数「銘柄コード:1552」

VIX短期先物指数は、相場の先行きに不確実性が高まって、VIX指数が上昇する局面で上昇します。

相場が横ばいや上昇の局面では、VIX短期先物指数は横ばい又は下落する傾向があります。

 

国際のETF VIX短期先物指数チャートA

 

Direxion デイリーS&P500ベア3倍ETF「米国:SPXS」

米国のS&P500インデックスの値動きの反対方向の3倍のパフォーマンスに連動した成果を目指すETFです。

「SPXS」は、S&P500インデックスの日々の変動率のマイナス3倍の値動きになる指数です。

「SPXS」はS&P500インデックスが下がるときに3倍上昇し、上がるときは3倍下落する値動きをします。

Direxion デイリーS&P500ベア3倍のイメージ

S&P500インデックスが-5%下落した時に、TOPIXベア上場投信は3倍の約+15%。

Direxion デイリーS&P500ベア3倍イメージ

Direxion デイリーS&P500ベア3倍の週足チャート

 

S&P500ベア3倍A

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まとめ

主にベア(インバース)型のETFをご紹介しました。

ベア(インバース)型のETFは、新型コロナや金融危機などの社会、経済が先行きが不透明になると急伸する傾向があります。

相場の先行きが不透明、不確実性が高まっている時に有効な金融商品です。

ETF自体は、中長期的には時間的価値の減価などにより不利な影響を受ける傾向があるので、デイやスイングなどの短期トレードに有効です。

社会や経済に不確実性が高まっている時に短期的にヘッジとして活用もおすすめです。

いずれにしても、個別銘柄と同様に自身の損切ルールに従って売買に心掛けてください。

 

損切り爺
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