欲張って相場の格言「天井売らず」となってしまった残念な結果【体験談】

損切り爺こと幸爺です。

今日は相場の格言「天井売らずの底買わず」の「天井売らず」をしてしまいましたので、小生の心に刻むために記事にしたためました。

十分な含み益があるのに、更に少しでも高く売りたいと欲が出てしまい、売りそびれてしまったのです。

その銘柄は、証券コード【6035】 東証一部「アイ・アールジャパンホールディングス」です。

半年前から同社の成長性にひかれて、売り買いを繰り返している銘柄です。

今日の最高値で「天井売らず」

チャートは、日中足で一日の値動きを表したものです。

この日は、この日の最高値の4095円を二度付けていました。

もう一度、この株価に来ると考え、4095円に持ち株400株を売りでセットしました。

4095円の直前4090円まで買われてきましたが、ここを超えられなかった反動もあり、80円ほど急落しました。

その後も値を戻すことなく、チャートの推移の通りです。

結局、この日の最高値で売り抜けようと欲張ったことで、売り時を逃してしまいました。

日中足

 

相場の格言「天井売らずの底買わず」と同じ意味の「頭と尻尾はくれてやれ」があります。

どんなに熟練したプロでも、最高値と最安値で売買することは不可能、神のみぞ知る領域なのです。

そんな事に執着するよりも、確実な利益を確保することが先決なのです。

結局、この株は現在も保有中です。

 

アイ・アールジャパンホールディングスの株価

9月24日の株価です。

終  値 3,985円  前日比 +105

3,920円 始値

4,095円 高値

3,920円 安値

299,600株 出来高

アイ・アールジャパンホールディングスの成長分野

事業は、IR・SRのコンサルティングが柱の会社です。

特にSRは、シェアホルダーリレーションズの略語で、株主対応や株主へのアプローチなどを意味します。

近年、世界のファンドが日本株に注目し動きが活発になっています、彼らは株式を保有すると物言う株主(アクティビスト)となって様々な要求をします。

例えば「株主配当金の増額」、「経営方針の変更」、「代表取締役の入れ替え」など経営の根幹に関係することが多いのです。

同社はこの株主判明調査を得意としています。このシェアは市場の70%で、ほぼ独占状態です。

下図は、3か月チャート、下落トレンドから上昇トレンドに切り替わったところです。

株式を取り巻くファンダメンタルズが良好であれば、間近の高値である4500円をうかがく勢いです。

3か月チャート

 

「天井売らず」のまとめ

少しでも高く売って儲かりたいのは誰も同じです。

しかし、より高く売ることを意識しすぎると今回の様に「天井売らず」となつてしまい、下落局面に転換してしまいました。

逃がした魚は大きいといいますが、残念な結果にこだわり過ぎても今後の取引に影響します。

気持ちを切り替えて、「天井売らずの底買わず」を心にとめてほふく前進あるのみです。

「含み益が発生したら、早めの損切りを」、市場から締め出しを食らわないために、長く取引をしましょう。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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