銘柄選びに困っていませんか?
将来のテンバーガー銘柄を探し当てたいですよね。
でも、有望銘柄、成長株を見つけるのはそう簡単ではありません。
ここでは優良な投資ファンドが組み入れているグロース株銘柄の探し方について解説します。
具体的には、優良投資ファンドが投資している銘柄をチェック、投資の参考にする方法です。
投資ファンドとは
投資ファンドとは、投資信託のことで個人などの投資家から集めた資金を運用する仕組みのことです。
投資ファンドはファンドマネージャーが有望な銘柄を複数選定して投資運用します。
ファンドマネージャーは、一定期間に大きな利益を上げなければなりません。
好成績を残さなければ、投資ファンドは不人気となるため、ファンドマネージャーは血まなこになって有望株を探します。
ファンドマネージャーは銘柄を選ぶ際には企業に出向き経営者と面談することもあります。
経営者の方針や考え方などを直接聞いて分析、将来の成長性を判断します。
ファンドマネージャーは投資のプロ、個人投資家よりも企業情報に詳しいのです。
それでは、投資ファンドが買っている銘柄の探し方について解説します。
優良投資ファンドが買っているグロース株の探し方
今回は小型のグロース株を中心に投資運用しているファンドに絞ります。
利用するのは、「モーニングスター」のサイトです。
サイトが表示されたら、カーソルを「ファンドを探す」に合わせると、下図のように選択画面が表示されるので、「リスク・リターンを選択しなかせら選ぶ」をクリックしてください。
画面が切り替わり、次のような分布図が表示されます。
表示された分布図の●印にカーソルを合わせると「国内小型グロース」と表示されるので、表示を確認後に●印をクリックします。
分布図の縦軸は「リターン」の大きさ、横軸は「リスク」の大きさを表示しています。
「国内小型グロース」に該当するファンドの一覧表が表示されます。
一覧表には、「総合レーティング」や「リターン」なとの成績が表示されています。
例として、最上位にある「東京海上・ジャパンオーナーズ株式オープン」の組み入れ銘柄を確認してみましょう。
下図の「ポートフォリオ」をクリックします。
下図の表示になります。
「組入銘柄上位10位」が表示されましたが、2020年1月20日の組入銘柄10位です。
現在は2021年2月16日。
下方の「月報」で最新の組入銘柄を見ることができます。
2021年1月29日、最新の組入銘柄は「PDFファイル」で表示されます。
組入10銘柄の情報が記載されています。
他のファンドについても、同様の手順で組入銘柄を見て参考にしましょう。
まとめ
今回は好成績の優良投資ファンドが組み入れているグロース株の探し方をご紹介しました。
銘柄探しの一つの手法として活用すれば、銘柄選びの選択肢が広がります。
ファンドマネージャーという投資のプロが買っている株なので、信頼性は高いと考えられます。
しかし、株式市場には絶対はありません。
市場全体が暴落したり、個別銘柄にマイナス要因が発生する可能性があります。
現在の堅調な相場もいつ崩れるか誰にも分かりません。
リスクを警戒しつつ、資産を積み上げていきましょう。
持ち株が下落したら、早めに損切りをしてください。
稼ぎましょう、ご健闘をお祈りします。