高シェア、安定成長のアイ・アールジャパンホールディングスを買ってみた

イケてないシニア代表の幸爺です。

間近に迫った老後、その資金の確保にもがき苦しんでいる今日この頃です。

今日は株式投資について記事にしました。

タイトルの通り、「高シェア、安定成長のアイ・アールジャパンホールディングス」をご紹介します。

株は私が買えば下がる、売れば上がる

私の株式投資歴は長いのですが、損失の方が大きく、あまり良い思い出はありません。

運よく儲かっても散財してきました。

散財した規模は家一棟に相当します。

これまでのキリギリス的生活は、老後に大きな不安を残しています。

これまでは、短期売買中心で目先の利益に歓喜し、また損失には大きく落胆するという非常に疲れる株式投資をしていました。

株式投資の難しさを痛感しています。

また、値上がり中の銘柄に飛びついた途端に急落して大損をこいたことも一度や二度ではありません。

私が買った途端に待っていたかのように、急落したことが何度もありました。

「おい、イケてない幸爺が買ったぜ、みんな売りだ、売れ~」と聞こえることもありました。

市場占有率が高い企業を見つける

そこで、最近は少し投資方針を変え、将来に向けて成長が期待される企業を選んで投資することにしました。将来というほど老い先は長くありませんが。

上場企業数が3600を超えているそうですから、銘柄選びは迷います。

そこで、今年の7月に日経新聞で紹介されていた証券番号6035の「アイ・アールジャパンホールディングス」を買ってみました。

アイ・アールジャパンホールディングスを買った

この会社は、企業のIR(Investor Relations:インベスター・リレーションズ)やSR(Shareholder Relations:シェアホルダー・リレーションズ)に特化したコンサル業務を行っています。

IRとは、株主に対して的確な経営情報を提供するための広報活動のことです。

SRとは、企業の実質株主判明調査のこと。敵対的な株主をより早期に察知することです。

最近は、物言う株主(アクティビスト)が増えており、経営陣に対して無理難題を提言し押し付けてくるケースも増えているのです。

例えば、株主総会で「余剰金が潤沢にあるのだから、配当金を増額しろ」などと提言するのです。

企業にとって、大株主からの無理難題は、内容によっては経営に大きな悪影響を及ぼし、本業の業績にも大きな影響を与えてしまう可能性もあります。

上場している企業は外資から株を買い占められて、最悪の場合乗っ取られてしまう可能性だってあります。

上場企業は、そのような兆候をいち早く知り、対処、防衛する必要に迫られます。

アイ・アールジャパンホールディングスの強みは、海外の株主判明調査で7割弱のシェアを占めているところです。

この業務は他社がすぐにマネすることが難しいため、市場占有率が高くなっているのです。

市場占有率が高く、他社がマネすることが難しい業務は価格競争力も強くなります。

アイ・アールジャパンホールディングスの最近の売上高営業利益率は30%、全産業平均の6.5%を大きくしのいでいます。

すでにテンバーガー銘柄に

6か月チャート

株価は、9月2日現在で4260円、7月中旬では2700円前後だったので、1か月半余りで1.6倍に上昇しています。

過去を調べてみると、株価は2015年に上場した時には、400円程度でしたから、5年弱で10倍になっています。

いわゆるテンバーガー銘柄です。

5年前にこの銘柄に100万円投資していたら、現在1000万円になっている訳ですから、長期投資には、いかに銘柄選びが重要であるかを物語っているといえます。

しかし、この先どこまで上昇するかは疑問です。

逆に急落したり、調整局面になってもおかしくないところですので、日々チャートを観察しながら、チェックしなければなりません。

まとめ

やはり、銘柄選びには、「他社がマネできない独自の技術やノウハウを持ち」、「高シェア」、「事業を継続的、安定的に拡大できる」などの視点が重要です。

いわゆる成長株に長期投資です。

そして、体験的に場中(取引時間中)の急上昇銘柄には、うかつに手を出さない方が無難です。

更に上昇する場合もありますが、私の場合はいつも急落に泣いてきました。

今でも、急上昇中の株には手が出そうになりますので、そんな時はクリックできない様にひもで指を縛っています。

更には決算発表のIRをまたいでの保有も要注意です。

こちらも大失敗の苦い経験(二日連続ストップ安)をしています。

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