仮想通貨の損切りタイミング/塩漬けにしないために自動売却設定を

こんにちは。63歳になったばかりの幸爺です。

今日は老後の資金を作ろうと、最近始めた仮想通貨のお話です。

資産を増やそうと思って投資をする人は多いと思いますが、私もその中の一人です。

楽をして儲かりたいと思うのは誰も同じですが、果たして、仮想通貨は楽をして儲けることができるのでしょうか?

実際には投資した全ての人が儲けることはありません。

基本的に投資には損は付きまといますが、重要なのは損をした時、損をしそうな時にどう対処するかです。

今回は損切のタイミングと自動売却の設定についてご説明します。

自動売却設定で塩漬けを作らない

何事も投資は損をするリスクと背中合わせ、損を覚悟で臨まなくてはなりません。

投資での損を最小限にとどめることで、その後に儲けるチャンスが広がります。

株式投資には「塩漬け」という言葉があります。

株価が買値よりも大きく下がってしまい、売るに売れず、長期間保有を余儀なくされる状態の事をいいます。

仮想通貨の取引でも損切りのタイミングを逃さず、「塩漬け」を作らないように細心の注意をしなければなりません。

損失が大きくならないよう、最も注意しなければならないのが「損切りのタイミング」です。

値下がりしても、いづれ買値に戻るだろうと考えていると大やけどをします。

自身の経験から購入した時の買値よりも安くなってしまうと、かなりのストレスになります。

私はビットコインを購入した当初、買った途端に下がってしまい売却のタイミングを逃してしまいました。

自動売却の設定をしていなかったのです。

下がった時の自分の許容範囲を決める

下がった時の売却額の決め方ですが、例えば、

買値から「3%」や「5%」下落したら、売却するなど、あらかじめ自分の許せる範囲でルールを決めておきましょう。

例えば、ビットコインの買値が500,000円であれば、

3%の下落は15,000円だから48,5000円で自動売却設定をしておく。

5%の下落は25,000円だから475,000円で自動売却設定をしておく。

以上のように、自分の許容範囲での自動売却の設定しておきましょう。

自動売却設定しておけば、大やけどは逃れることができます。

仮想通貨取引

私の初めての取引は、1ビットコインが85万円の時に約0.5ビットコインを約42.5万円で購入しました。

現在は少し値上がりをしているので少しだけ落ち着いてみることができます。

でも、買った途端にビットコインは値が下がり始めて80万円を割り込み、79万円になりました。

私の保有数は0.5ビットコインですから、あっという間に約3万円の含み損となりました。

この時は、自動売却の設定をしていませんでしたので、後悔しました。

下の画像は、自動売却設定の画面です。

1ビットコインがトリガー価格の1,100,000円を下回ったら売却するように注文をしています。

自動売却設定

仮想通貨は年中無休で休場がない

私は甘く見て自動売却の設定をしていませんでした。

この時は、幸いにも数日で戻し買値を超えてくれたのですが、そのまま更に下がっていたら損切りのタイミングを逃していたところです。

買値よりも下がっている数日間は常に値動きが気になってしまい、その間はずっとストレスを感じていました。

仮想通貨市場は、株式市場と違い休場がなく、年中、昼夜、四六時中、取引され、常に価格が変動しています。

特に仮想通貨の値動きの幅が大きく一晩で10%以上も上下に動くこともザラにあります。

買値よりも大きく上がれば安心感につながります。

しかし、買値よりも大きく下げた時は不安感にさいなまれます。

すぐに価格が戻ればよいのですが、更に下がり続ける可能性だってあります。

例え、十分な含み益がある時でも、損をしない価格での自動売却を設定をしておくべきです。

株などの他の商品と比べても特に仮想通貨の値動きは激しいのです。

値動きが大きい仮想通貨

ビットコインは2017年12月から2018年12月の1年間に約200万円から約40万円に五分の一に下落しています。

この記事を書いている現在は、115万円前後まで戻していますが、毎日大きな値幅で動いています。

この様に、約1年間に大きく下落しています。

今後も乱高下する可能性は非常に高いと考えるのが妥当です。

買値よりも下がったときに、すぐに元に戻すだろうと楽観的に考えるのは禁物です。

必ず、損切のための自動売却の設定をしておきましょう。

楽観主義者は仮想通貨は不向き

特に楽観主義の方は仮想通貨の取引には適さないでしょう。

仮想通貨で大儲けをした億り人の話は良く聞きますが、大損をした人の話はあまり聞きません。

大損をした人は他人に話したがらないからです。

自分で損切りのラインを決めておき、その価格になったら、自動的に売却するように設定しておくのが賢明です。

仮想通貨は、夜中に大きく動く事が多いのです。

特に大きく変動する時間帯が夜の9時頃、深夜の1時頃、朝方の5時頃です。

寝ていて動きを観察出来ない時間に大きく下げた場合、自動売却設定をしていなければ売却のタイミングを逃してしまいます。

仮想通貨の取引画面では、自動売買の価格を設定することができます。

例えば、1ビットコインが設定した価格を超えたら「売り」、設定した価格よりも下落したら「売り」や「買い」など、あらかじめ設定することができます。

手数料は安いので積極的に売却する

それから、売買の手数料は非常に安いです。

例えば、1ビットコインの売却でも手数料は数百円しかかかりません。

1ビットコインの市場価格が1,000,000円として、売買手数料は0.0005Bなので500円です。

数料は、1,000,000円×0.0005=500円です。

0.5ビットコインの売却手数料は、250円となります。

手数料が高ければ売却に二の足を踏んでしまいます。

しかし、手数料が安いので積極的に売却すべきです。

一旦危機回避のために売却しても、自分が納得する価格で再び購入すればよいのです。

買値よりも下がったまま、保有していれば、ストレスになりますので、一旦売却したほうが賢明です。

まとめ

ビットコインに限らず仮想通貨は価格の変動が大きい特徴があります。

寝ている夜中に大きく下げることもあリます。

朝起きて市場価格を見てびっくりさせられることも多々あります。

下がってもすぐに戻すだろうと楽観的になるのは厳禁です。

大やけどのもとになります。

後悔しないように、売り損ねを起こさないように、予め売却設定をしておきましょう。



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