株価が最近の高値付近でもみ合ってモタモタしていることがあります。
超えそうだけど、超えられないと一気に売られて急落することがあります。
持ち株のロゼッタで失敗した反省記事です。
ロゼッタにプラス材料が出たので前回の高値更新を期待したのです。
結論は、間近の高値を超えられずにモタモタした動きをしている時は一気に下げに転じることがあります。
ここは、大きな期待をせずに思い切って売却したほうが救われます。
モタモタした局面で売却できなかった
ロゼッタは、前日に新規の大手販売代理店との契約締結のニュースが発表されたので株価上昇を期待したのです。
結果は、間近の高値を超えられず、モタモタした後に一気に下落しました。
株価は、前日の戻り高値の4,260円を超えられず、直前の4,255円で失速、その後4,200円から4,230円で高値更新を狙いつつも超えることが出来なかったのです。
実は、株価の板を見ていて、ちょっとまずいなという心境になっていました。
結局、モタモタした動きのところで売却できず、損切りプログラムが稼働する前に成り行き売りで損失を出してしまいました。
損切りの株価
4,055円で300株
4,060円で100株
損失は31,640万円。
間近の高値を超えられずに下落することは良くあります。
高値をなかなか超えられないため、見切り売りや利益確定売りがでます。
ロゼッタは、株価が戻り高値付近であったため、一旦下がり始めると次々と利益確定の売りが追随しました。
今日のロゼッタの株価と出来高
終値 4,095
前日比 -85(+2.03%)
始値 4,170 09:06
高値 4,255 09:06
安値 4,045 09:11
前日終値 4,180
出来高 402,800株
ロゼッタの1日チャート
ロゼッタの3か月チャート
このチャートから高値で2日連続の陰線引けですので、下落トレンドに変換した場合には下落に拍車がかかる可能性があります。
9日にも陰線引けするようだと、3日連続の陰線引けとなってしまい下落トレード入りとなる可能性が高くなりますので注意が必要です。
今回の取引の反省と改善点
プラスのIRが発表されたのに、株の動きが今一はっきりしない状態、前日の高値まで5円、ここを超えられずモタモタしているところを見切って売却することができませんでした。
この辺りで売却できていたら、約20,000円の売却益が得られました。
結果は、下げたところで売却し30,000円強の損失を出してしまいました。
この差額は約50,000です。
判断の遅さ、ミスが大きなマイナスの結果となって表れてしまいました。
プラスのIRが出たのにもかかわらず、株価が伸び悩んでいる局面では一旦売りで対処すべきでした。
二番天井を抜けなかったより、三番天井を抜けなかった時の方が下落の圧力が強くなると言われています。
この失敗を心に刻みつつ今後の取引に生かしていきます。