超成長株発掘「IPOトレード入門」から探求する  2022/1/28週報

当サイトはIPO銘柄を対象に著書「IPOトレード入門 超成長株発見法」から高成長株の発掘を目指しています。

今週は、市場が大注目していたFOMCの声明が発表されました。

声明文は「2%を十分に上回るインフレ率と力強い雇用市場から、近く利上げが適切となると想定』との文言に変更されました。

次回3月FOMCでの利上げを事実上予告したものと考えられます。

利上げの幅にいたっては「連続利上げ、一度に2回分の0.5%の大幅利上げも予想される内容でした。

金融市場は、3月には利上げが行われること、その利率が0.25~0.50%を想定し金融市場は大混乱となりました。

日米株、欧州株も大幅下落!

日経平均は、テクニカル的にも抵抗線を割り込み大きく下落、悲惨な状況となり、

マザーズ市場は底なしの状態に至っています。

しかし、明けない夜はない!

筆者はいつもこの言葉を唱え耐えています。

2月に入れば相場状況が一変すると想定しています。

今は安く仕込めるチャンスととらえています。

では、今週の相場を振り返ります。

投資主体別売買状況では海外は売りに転換

投資主体別売買状況です。

海外部門が大きく売り越しに転じました。

先週と同様に個人と投資信託が買い継続ながら、証券会社の自己売買部門も買い越しです。

 

 

30年間、日米株比較・日本株弱し

30年間の長期チャート比較、相変わらず日本株の弱さが目立ちます。

日本株も米国株に追随してほしいのですが比較するとこの格差です。

個人投資家は引き続き痛手を被っていると推察します。

今週の各株価指数です。

2022/1/28週の株価指数

NYダウ平均

先週と同様にNYダウ平均は200日移動平均を回復できず、沈んだままでした。

今週は、とりあえず深い陰線を引いて反発しているので、ここが底値であってほしいです。

来週は切り返して200日移動平均の突破を願います。

 

 

NASDAQ

NASDAQは、200日移動平均線を大きく割っています。

やはり、金利に敏感なグロース株は下げが強烈で、しかも戻りが鈍いですね。

少し切り返して終え下落基調のままです。

早い時期に15,000ポイントを回復すれば望みもでてきます。

 

SOX指数

先週に続き、これまで大きく上げてきた半導体銘柄ほど、反動で大きく下げています。

米国フィラデルフィア半導体指数も200日移動平均を割っています。

 

 

日経平均

今週の日経平均は27,000円を大きく割れて終わりました。

残念ながら、下落基調に突入です。

筆者が最初の抵抗線と考えていた、26,800円あたりをあっさり割りました。

底値の模索となりますが、どの程度まで下落するのか。

ただ、RSIは底値なので、そろそろ反発してもおかしくない状況です。

 

 

マザーズ指数

毎日、毎週、マザーズの下落が止まりません。

どこまで下げたら気が済むの?

もういい加減にしろ!と言いたいところです。

現在731ポイント、コロナの暴落時には527ポイント、コロナ後の高値が1309ポイント。

筆者が下限だと想定していた739ポイントもあっさり割ってしまいました。

さらに下げても次は650ポイントあたりでしょうか。

RSIからも、コロナ暴落時レベル、底値と判断します。

 

高成長期待IPO銘柄(監視継続)

 

著書「IPOトレード入門 成長株発見法」6種類のライフサイクルパターンを紹介します。

 

「ライフサイクルパターンとは」

IPO銘柄から成熟した銘柄になるまでのライフサイクルと定義できる株価のパターン。研究チームが発見した異なるパターンは、「遅咲きのパターン」、「一発屋または一発屋プラスのパターン」、「ロケットのパターン」、「パンプ&ダンプのパターン」、「段階的上昇のパターン」、「失望のパターン」の6つ。

出典:著書「IPOトレード入門 超成長株発見法」

6種類のライフサイクルパターンの中で高成長の期待が持てるのは「段階的上昇」と「パンプ&ダンプ」ですが、それぞれ概要は次の通りです。

〇「段階的上昇」はもみあいとブレイクアウトを繰り返しながらも、IPOベースまでは下げないライフサイクルパターン

〇「パンプ&ダンプ」はIPO直後に株価が下落し、その後数か月から1年以上もみあいが続いた後上昇に転じるライフサイクルパターン

〇「遅咲き」はI-AP(長期の上昇)に至る前にI-DDP(機関投資家の調査期間)が長く続くライフサイクルパターン。

高成長期待IPO「パンプ&ダンプ」パターンの銘柄

「パンプ&ダンプ」の定義はIPO直後に株価が下落し、その後数か月から1年以上もみあいが続いた後上昇に転じるライフサイクルパターンです。

4194 東証マザーズ「ビジョナル」

「ビジョナル」は初値こそ7150円と公募価格を43%も上回ったものの、その直後から大きく下落して公募価格近くまで売り込まれました。

「パンプ&ダンプ」パターンの典型例です。

その後買いなおされて初値を更新しI-APに移行。

上昇が継続する限りは保有継続です。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
4194 ビジョナル 東マ 5000 7150 43% 2021/04/22

 

7373 東証マザーズ「アイドマ・ホールディングス」

「アイドマ・ホールディングス」は公募価格1930円に対して初値は3430円と買われました。

その翌日は利益確定により売られて下げるものの以降は上昇に転じIPO-APを一度も下回ることなく調整局面を経て上昇を続けています。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
7373 アイドマ・ホールディングス 東マ 1930 3430 77.7% 2021/06/23

 

高成長期待IPO「段階的上昇」パターンの銘柄

「段階的上昇」のチャートパターンは揉みあいとブレイクアウトを繰り返しながらも、IPOベースまでは下げないライフサイクルパターンのチャートです。

8919 東証1「カチタス」

公開価格とほぼ同額で初値を付けた後、IPOベースから20%以上上昇、その後大きな調整があるもののIPOベースを割り込むことはなく段階的な上昇が続いています。

現在は高値圏でのもみ合い。

来週は高値を更新できるかがポイントです。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
8919 カチタス 東1 1640 1665 2% 2017/12/12

 

「段階的上昇」パターンの銘柄一覧

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
7342 ウェルスナビ株式会社 東マ 1150 1725 50% 2020/12/22
9145 株式会社ビーイングホールディングス 東2 1000 1479 48% 2020/12/15
5368 日本インシュレーション株式会社 東2 940 869 -8% 2020/3/19
4485 株式会社JTOWER 東マ 1600 2620 64% 2019/12/18
4483 株式会社JMDC 東マ 2950 3910 33% 2019/12/16
4880 セルソース株式会社 東マ 2280 6020 164% 2019/10/28
4477 BASE株式会社 東マ 1300 1210 -7% 2019/10/25
4436 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東マ 1050 1400 33% 2019/3/19
4423 アルテリア・ネットワークス株式会社 東1 1250 1190 -5% 2018/12/12
4384 ラクスル株式会社 東マ 1500 1645 10% 2018/5/31
9143 SGホールディングス株式会社 東1 1620 1900 17% 2017/12/13
8919 株式会社カチタス 東1 1640 1665 2% 2017/12/12
3563 株式会社スシローグローバルホールディングス 東1 3600 3430 -5% 2017/3/30

高成長期待IPO「遅咲き」パターンの銘柄

「遅咲き」は、I-AP(長期の上昇)に至る前にI-DDP(機関投資家の調査期間)が長く続くライフサイクルパターンです。

4169 東証マザーズ「ENECHANGE」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 ライフサイクル 上場日
4169 ENECHANGE株式会社 東マ 600 2400 300% 遅咲き 2020/12/23

 

4443 東証1部「Sansan」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 ライフサイクル 上場日
4443 Sansan 東マ 4500 4760 6% 遅咲き 2019/6/19

 

高成長期待IPO その他の監視銘柄

6521 東証マザーズ「オキサイド」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
6521 オキサイド 東マ 2800 6540 133.6% 2021/04/5

 

5759 東証マザーズ「日本電解」

日本電解は公開価格と初値が同額でしたがその後急伸してロケットパターンとなりました。

その後2か月程度のI-DDP(機関投資家の観察期間)を経て上昇、上場直後の最高値を更新して段階的上昇パターンになりつつあります。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
5759 日本電解 東マ 1600 1600 0% 2021/06/25

 

4071 東証マザーズ「プラスアルファ・コンサルティング」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
4071 プラスアルファ・コンサルティング 東マ 1810 3205 77% 2021/07/27

 

7379 東証マザーズ「サーキュレーション」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
7379 サーキュレーション 東マ 1810 3205 77% 2021/07/27

 

John Boik=モンスター株の著者

モンスター株の著者のJohn BoikはTwitterで来年の株下落を呟いています。

市場と株式でどのステージでプレーしているかを確認してください。

「強気市場と弱気市場で利益を上げるための秘密」から-ワインスタイン

                                       John Boik

 

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