底打ちだと思い買ったら、さらに底へ!対策はチャートの指標を活用

下降トレンドからの底打ち、

「ここぞ」と買ったら、

「さらに下値」

こんな経験はありませんか?

私は、この失敗を何度となく、しでかしています。

今、買わなかったら、いつ買うの!

  1. 株に置き去りにされる!
  2. 買い逃した株を見たくない!
  3. 儲けそこなう!

ついに買い出動、

しかし、

底打ちにあらず、

さらなる下落の続き、

後悔しても元には戻らない。

そこで、感情や感覚で買うのではなく、

指標を参考にすべきだと痛感、

今回の取引を簡単な指標で検証しました。

底値を見極めるための指標は

今回は、自戒の気持ちを込めて、底値を見極めるための対策を考えました。

下のチャートは、銘柄コード2130、東証一部上場の「メンバーズ」を買ったタイミングです。

6月15日に長い陰線引け、

翌日に買い気配、朝一の寄り付き買い1537円で成立、

そして翌日も大幅高となり、

含み益に、

正直、この時点では大いに喜びました。

上昇トレンドに入った、と思ったのです。

それもつかの間、

翌々日から、ずるずると小幅に下げ、

「もう反発するはず」の期待も叶わず、

下げ続け、損切りする間もなく

株価は1450円まで、買値から約100円安、

苦しい含み損状態、

また、やっちゃった、

損切しようか、と悩んでいます。

メンバーズチャート1

指標は完全な上昇トレンドを示していませんでした。

株のチャートの指標は沢山ありますが、

「パラボリック」と「MACD」で検証してみました。

「パラボリック」では下降トレンドだった

「パラボリック」はチャートのトレンド転換を見る指標です。

6月16日から2日間、陽線引けしましたが、下降トレンドには変化がありません。

「パラボリック」では、まだ買いではなかったのです。

 

メンバーズチャート2

「MACD」ではゴールドクロス直前

一方で、「MACD」は、どうでしょうか?

「MACD」は、紺色の線が水色の線を下から突き抜ける時にゴールデンクロスとなり、買いのシグナルです。

買った6月16日は、まだゴールデンクロスを達成する前、微妙な状態でした。

買った翌日の6月17日付近でゴールデンクロスが発生しているように見受けられます。

しかし、数日後の6月26日にはデットクロスが出現、下落トレンドが明確になっています。

だまし上げの可能性が高いです。

まとめ

注目している株を底値で買いたいのは当然のことです。

底値圏と思しき付近で反発すると、トレンドが変わったと判断したくなります。

しかし、感情的な判断では、博打と同じです。

後悔も大きいものです。

指標に基づいて投資をしていれば、

下がっても、「仕方がない」と、

あきらめがつきます。

今回は、「パラボリック」と「MACD」にて検証をしてみました。

株を買う時には、指標と投資基準を持つべきだと、

つくづく反省しました。

 

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