イーサとNFTの価格は相関があるか調べてみた(同時に上がればダブルで儲かる!?)

NFT

イーサとNFTの価格推移の相関性を調べてみました。

結論は今のところ「相関はなし」でした。

イーサとNFTの両方の市場価格が同時に上昇すれば含み益がダブルで大きくなります。

逆の場合(同時に下落する)はダブルパンチを喰らいます。

日々の値動きの激しい両者ですが「相関がある」、「負の相関」、「相関なし」の関係を知り投資の参考にしたかったのです。

イーサとNFTの価格推移の相関性は?

想定される相関性の種類は3つです。

どのパターンかが分かっていれば効率の良い投資ができます。

想定される3パターン①イーサとNFTの価格は正の相関がある

②イーサとNFTの価格は負の相関がある

③イーサとNFTには相関はない

 

①~③のそれぞれの投資戦略を考えてみます。

 

「①イーサとNFTの価格に正の相関がある」の場合

両者が同じ動きをする正の相関がある場合、イーサの価格が低い時にNFTに集中的に投資をしておけば両者が同時に上昇した時にダブルで含み益を増やせる可能性が高くなります。

「②イーサとNFTの価格に負の相関がある」の場合

両者が逆の動きをする負の相関関係にある場合イーサの価格推移に影響されることなくNFTの価値だけを判断して投資すれば良いことになります。保有するNFTの売却もNFTの価値だけを判断して取引きすれば良いことになります。

③イーサとNFTに価格の相関がない場合

両者の動きに関連性がない相関がない場合も②と同様にイーサの市場価格に影響されることなくNFTの価値だけを判断して投資すれば良いことになります。

 

それではイーサとNFTの価格推移を観察し3つのパターンのどれに該当するのか判断したいと思います。

ただ相関性を調べるにあたりNFTの歴史が浅く比較データが少ないという問題がありますがご容赦ください。

NFTの価格推移は「https://nonfungible.com/」の「NFTアートの平均価格推移」を使用しました。

イーサとNFTの価格推移の比較(2021年)

2021年1月~2021年12月の1年間のイーサ価格とNFT価格のチャート比較です。

前半と8月から9月にかけては正の相関が観察されますが、そのほかの期間は負の相関がみられます。

結論として、2021年は相関性は観察とされていません。

ただし、NFTの歴史が浅いだけに相関性を結論付けるには無理があります。

引き続き観察を続けていきます。

 

まとめ(イーサとNFTの価格には相関性)

2021年にNFTがブームとなりましたが、2022年は金利の上昇もあって投資が縮小したため人気は下降気味です。

イーサやビットコインも最高値から3分の1程度の価格で推移しています。

金利上昇が頭打ちとなり投資意欲が高まれば仮想通貨やNFTの価格も上昇すると思われます。

将来に向けて価値あるNFTをコツコツと収集するチャンスかもしれません。

ただ、NFTも仮想通貨も日々の価格変動が激しいため投資には十分な注意が必要です。

できれば一度に買わずにコツコツ、信頼のおける組織が発行するNFTを選別して投資ましょう。