新たなジャンルのブログを作りたい！
でも新規ドメインの取得は面倒で費用もかかるしなぁ～
こんな人に向けて「費用をかけないで簡単に新しいサイトを作る方法」をお伝えしますね。
この記事の内容
- Xサーバーでサブドメインを設定する
- サブドメインにWordPressをインストール
- テーマをインストールする
この記事では「初心者でもサブドメインで新しいWordPressブログを作れる方法」を解説しますね。
たくさんの画像を使って、Xサーバーを操作、初めての人でも理解できるようにしています。
それでは早速始めていきましょう！
サブドメインの設定は４つの手順です
４つの手順１．サブドメインを設定する
２．WordPressをインストールする
３．サイトをssl化する
４．テーマをインストールする
この通りにするだけで、完了します。
「サブドメイン」、初めて聞く方もいますよね。
簡単に説明しますね。
ドメインとサブドメインドメイン：「https://●●.com」
サブドメイン：「https://△△.●●.com」
Xサーバーなどのサーバーは「土地」、ドメインは「家」に例えられます。ちなみにサイト名は家の「表札」ですね。
サブドメインはすでにあるドメインの「ドメインパワー」の影響を受けないと言われています。
「ドメインパワー」とは、
Webサイトの強さを示す指標のこと。サイトのドメインが検索エンジンからどの程度評価を得ているかを表すもの。
全く新しいジャンルでブログを始めたい時はドメインの影響を受けない「サブドメイン」が適しています。
逆に同じジャンルのブログでドメインのパワーを受けたい時は「サブディレクトリ」の方が適しています。「サブディレクトリ」の設定手順についてはこちらで解説しています。
今回はエックスサーバーで「サブディレクトリ」の設定手順をご紹介です。 ジャンルが同じサイトを新規開設したいならサブディレ…
では、実際にサブドメインを作ってみましょう。
すぐにWordPressを開設したい人は・・・
Xサーバーでサブドメインを作ってみましょう
Xサーバーにログインすると、トップページが表示されます。
右端の「サーバー管理」をクリックします。
サーバー管理画面に切り替わります。
右端の項目「ドメイン」の上から２つ目「サブドメイン設定」をクリックします。
「ドメイン選択画面」が表示されます。
サブドメインを作りたい「ドメイン名」の右にある「選択する」をクリックします。
「サブドメイン設定」画面が表示されます。
「サブドメイン設定追加」をクリックします。
サブドメイン追加設定をします
サブドメイン名を入力します。
- サブドメイン名
新しいブログに関連する語句をサブドメイン名にしましょう。 - ドキュメントルート
ホームページ用データのアップロード先です。２つの選択肢がありますが上のサブドメインの形式を選びます。下はサブディレクトリの形式です。 - コメント
コメント欄は入力しなくても大丈夫ですよ。 - 無料独自SSLを利用する
チェックを入れてください。
私は新たに仮想通貨ブログを始めるので「crypto」と入力しました。
私のサブドメイン名は「https://crypto.zizkablog.net」です。
入力が終わったら、右下の「確認画面へ進む」をクリックしてください。
確認画面が表示されます。
入力したサブドメイン名とドキュメントルートが正しいことを確認して「追加する」をクリックしてください。
「反映待ち」の画面に切り替わります。
サーバーにサブドメインの設定が完了し反映するまで最大で1時間ほどかかります。
少し待ち遠しいですが時々更新ボタンで確認してください。
サーバーにサブドメインの設定が完了しました。
お疲れ様でした。
次は設定されたサブドメインにWordPressをインストールします。
設定したサブドメインにWordPressをインストールする
サーバー管理画面に戻り、「WordPressインストール」をクリックしてください。
ドメイン選択画面に移行しますので、先ほどサブドメインを設定したドメインの「選択する」をクリックしてください。
WordPress簡単インストール画面が表示されますので「WordPressインストール」をクリックしてください。
入力する項目は以下の通りですので、順番に進んでくださいね。
- サイトURL
プルダウンを使って先ほど設定したサブドメインを表示させてください。サブドメインは「https://△△.●●.com」の構造をしています。 - ドキュメントルート
ホームページ用データのアップロード先です。２つの選択肢がありますが上のサブドメインの形式を選びます。下はサブディレクトリの形式です。 - パスワード
パスワードを入力してください。パスワードは後で変更できます。 - メールアドレス
普段使っているメールアドレスを入力してください。 - キャッシュ自動削除
デフォルトのまま。 - データベース
デフォルトのまま。 - テーマ
デフォルトのまま。後ほど有料のテーマをインストールする方法をご紹介します。
全ての入力が完了したら右下の「確認画面へ進む」をクリックしてください。
確認画面が表示されますので、全ての入力情報を確認してください。
赤字で以下のメッセージが表示されいます。
「インストールを行うと、インストール先ディレクトリ内の「index.html」が削除されます。ご注意ください。」
今回、新たにサブドメインを設定しましたのでディレクトリ内には「index.html」は存在しませんので、このメッセージは無視しても大丈夫ですよ。
「インストールする」をクリックしてWordPressのインストールを実行してください。
WordPressのインストールが完了、以下の画面が表示されます。
この画面の情報はログイン時などに必要ですのでスクショで保存してくださいね。
管理画面URLをクリックしてWordPressのログイン画面に進みましょう。
WordPressのログイン画面に先ほどの「ユーザー名」とパスワードを入力してWordPressを開きましょう。
ログインするとWordPressのダッシュボードが開きます。
URLの先頭に「保護されていない通信」と表示されています。
このサイトはインターネットセキュリティが確立されていません。
SSL化をします。
「SSL」とは、
インターネット上のデータ通信は第三者によって傍受・改ざんされる危険性があります。ホームページへSSLを導入すると訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信が暗号化されます。
サイトのSSL化をします
Xサーバーに戻って「SSL化」をします。
Xサーバーのトップページの「ファイル管理」をクリックしてください。
設定したサブドメインのフォルダーの中に「.htaccess」ファイルがあり、このファイルに所定のソースコードを記述します。
サブドメインが含まれているドメインをクリックしてください。
次に「Public_html」をクリックしてください。
「Public_html」の下に設定したサブドメインがあります。
先ほど設定したサブドメインをクリックしてください。
「.htaccess」ファイルが表示されました。
「.htaccess」ファイル選択するとグレーの帯がかかりますので、上部の編集をクリックしてください。
「.htaccess」ファイルに以下の2つのソースコードを記述します。
以下のソースコードをコピペしてください。
「常時SSL化」の記述
301リダイレクトとも呼ばれ「httpからhttps」へURLの正規化が行われます。
以下の内容が実行されます。
http://crypto.zizkablog.net/ → https://crypto.zizkablog.net/
ソースコードは「.htaccess」ファイルの一番上に設置してください。
# BEGIN リダイレクト
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
# END リダイレクト
「サブディレクトリへのアクセスの禁止」
エックスサーバーで設定したサブドメインはサーバー上で「サブディレクトリ」と同じ構造になっています。
サブドメインのURLでもサブディレクトリにもアクセスしてしまいます。そのアクセスを禁止するソースコードを記述しておきます。
「xxx.yyyyy.zzz」の部分を自分のサブドメインURLに修正してください。
# Prohibit access to subdirectory
SetEnvIf Host “^xxx.yyyyy.zzz$” host
order deny,allow
deny from all
allow from env=host
# END Prohibit access to subdirectory
もう一度WordPressに戻って更新ボタンをクリックしてください。
先ほどURLの先頭に「保護されていない通信」と表示されていましたが、🔒マークが表示されています。
これでSSL化の完了です。
SSL化、リダイレクトが正常に実行されていることを「リダイレクトチェッカー」で確認してみましょう。
以下のようにサイトをコピペして「チェックする」をクリックしてください。
301リダイレクトが正常に行われていることが確認できました。
http://crypto.zizkablog.net/ → https://crypto.zizkablog.net/
WordPressでパーマリンクの設定をします
WordPressを開設後にいくつか設定すべきことがあります。
その一つが「パーマリンク設定」です。
「パーマリンク」とはWebページそれぞれに設定したURLの一部を指します。
たとえばURLが「https://crypto.zizka.net/nft/」では「/nft/」の部分がパーマリンクです。
後でパーマリンクを変更するとSEOにおいてデメリットがありますので慎重に設定しましょうね。
「設定」→「パーマリンク」をクリックしてください。
パーマリンク設定画面が表示されますので、「カスタム構造」にチェックを入れ、下の選択肢から「/%postname%/」を選んでください。
選択されたことを確認し、最下部の「変更を保存」をクリックしてください。
「変更を保存」をクリックすると「投稿名」にチェックが入ります。
以上でパーマリンク設定は完了です。
これでサブドメインの設定は全て完了です。
お疲れさまでした！
次はWordPressのテーマについてです。
WordPressのテーマを決める
WordPressのテーマはWebサイトのテンプレートのことで有料と無料、たくさんのテーマが用意されています。
Webサイト全体のテンプレートのことです。
テーマをインストールすることで複雑な処理を行うことなくWebサイトのデザインや構成、機能などを設定することができます。
無料テーマと有料テーマがあります。
無料テーマ・無料である
・デザインや機能が少ない
・カスタマイズには専門知識が必要
有料テーマ・デザインや機能が豊富
・一度買えば複数のサイトで使える
・SEO対策が施されている
・記事作りに専念できる
有料テーマは購入時に費用がかかりますが、ブログを長く続ける人には最初に有料テーマを購入した方が後々手間がかからないので時間を節約できます。
おすすめテーマは「ザ・トール」
このサイトは「ザ・トール」を使っています。
他の有料テーマより新しいテーマです。
他の有料テーマの優れたところを取り入れて一つにしたテーマが「ザ・トール」です。
ザ・トールの長所・オシャレでスタイリッシュ
・機能や設定項目がたくさんある
・見た目で周りと差別化ができる
・SEO対策面に強い
・収益性が高い
・買い切りで複数サイトで利用可能
着せ替え機能でブログデザインを選べる(9種類)
「ザ・トールにしてからブログのアクセスが増えた！」という声もあるほど、
最近人気急上昇のテーマです。
ぜひ公式サイトで確認してみてください。
「ザ・トール」のアップロード手順のご案内
ザ・トールを自分のパソコンにインストールすると下図の4つのファイルがダウンロードされます。
アップロードするのは「親テーマ」と「子テーマ」です。
まず、親テーマをアップロード、次に「子テーマ」をアップロードします。
WordPressのダッシュボードの「外観」→「テーマ」をクリックします。
次にテーマを追加「テーマのアップロード」をクリックします。
下図の「ファイルを選択」をクリックして、先ほどダウンロードした「親テーマ」と「子テーマ」を順番にアップロードします。
「親テーマ」と「子テーマ」の2つファイルがアップロードしました。
ここで子テーマを「有効」に設定して下さい。
次に着せ替えデザインをアップロードします。
9種類の着せ替えデザインから好みのタイプを選んで「スタイルのダウンロード」をクリックします。
ここでは「09」のデザインをインストールします。
zipファイルがインストールされました。
zipファイルを選択し「すべて展開」をクリックします。
画面が切り替わりますので展開をクリックします。
ファイルフォルダーが作られましたので、「開く」をクリックします。
マウスの右クリックで「開く」でも大丈夫ですよ。
下図のように「DATファイル」になればアップロード可能となります。
アップロードの時に探しやすいように「ディスクトップ」に移動しておきましょう。
DATファイルをアップロードするプラグイン「Customizer Export/Import」が必要です。
ダッシュボードのプラグインをクリックして、「新規追加」をクリックします。
検索窓に「Customizer Export/Import」をコピペして呼び出し「今すぐインストール」をクリックしてください。
「Customizer Export/Import」のアップロードが完了したら「有効化」をクリックします。
「外観」→「カスタマイズ」をクリックします。
カスタマイズモードに切り替わりるので、一番下までスクロールして「エクスポート/インポート」をクリックしてください。
「ファイルを選択」をクリック、先ほどディスクトップに移動しておいた「DATファイル」をアップロードします。
「インポート」をクリックするとアップロードされます。
ザ・トールは公式サイトで確認してみてくださいね。
※本サイトはエックスサーバーを使っています。
・初心者に嬉しいWordPreインストール補助機能
・安心丁寧な電話対応に365日24時間対応のメールサポート
・二段階認証、ログイン施行回数制限、国外IP排除の高セキュリティ
・最低プランのX10でも複数ブログやサイトを余裕で作り続けられる
など非常に使いやすいサーバーです。
※Word Pressテーマ「THE THOR」を使っています。
・優れたデザインを設定できる。
・SEO対策実装済み。
・殆どのプラグインが不要（実装済み）。
・表示速度が向上します。
など非常に優れたテーマです。