IPO後のメルカリとFB(社名変更:Meta)のチャートパターンがすごく似ています。
どちらも公開前からメディアや投資家の大きな注目を集め鳴り物入りで登場、しかし上場日に高値を付けた後は下落に転じたのも同じでした。
IPO銘柄投資の難しさを物語っています。
その後、「I-DDPフェーズ」 → 「第1回成熟ベース」 → 「第2回成熟ベース」を経てI-AP(中長期の上昇)に移ったところも酷似しています。
「I-DDPフェーズ」とは機関投資家の観察期間のこと。
実際のチャートをご覧ください。
IPO後のFB(Meta)のチャート
コード | 銘柄名 | 市場 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 | 上場日 |
---|---|---|---|---|---|---|
FB(Meta) | 米国 | 38ドル | 42.05ドル | 11% | 2012/05/18 |
IPO後のメルカリのチャート
コード | 銘柄名 | 市場 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 | 上場日 |
---|---|---|---|---|---|---|
4385 | メルカリ | 東マ | 3000 | 5000 | 66.7% | 2018/6/18 |
2012年に上場したFB(Meta)は初値が約42ドル、現在が330ドルで7.8倍に成長。
FBの公募価格は38ドル、初値42ドルを付けた後数か月で18ドルまで下げています。
一方で2018年に上場したメルカリは3000円の公募価格に対して初値5000円を付けた後は下落に転じて一時2000円を割っています。
その後熟成ベースを経て現在I-APフェーズに入り6700円ですが、それでもまだ上場直後の高値5000円の1.34倍止まりです。
メルカリは上場後から3年以上経過しましたがほとんど上がっていません。
上場からの期間が短いメルカリの今後の成長に期待したいと思います!
今後メルカリがFB(Meta)と同じようなチャートパターンをたどるとは限りません。
FB(Meta)が上場する前から米国市場は大きく上昇が続いています。
この先同じような環境が続くとは限りません。
金利が上昇すればメルカリなどのグロース株は伸び悩む可能性もあります。
しかしメルカリの成長には期待したいところです。
まとめ:IPO後のメルカリとFB(Meta)のチャートがそっくり
いかがだったでしょうか?
日米の銘柄を問わず超成長株のチャートを分析することで次のGAFAを発見出来るかもしれません。
テンバーガー銘柄に出会い運良く投資できれば金塊を掘り当てたのと同じです。
優れた銘柄は将来の生活を一変させる可能性を秘めています。