超成長株発掘「IPOトレード入門」から探求する  2021/12/24週報

当サイトはIPO銘柄を対象に著書「IPOトレード入門 超成長株発見法」から高成長株の発掘を目指しています。

今週の相場は先週の下落分を戻したかたちとなりました。

日本市場では外国勢の売りが続いており上げ下げを繰り返し強さは一向に感じられません。

かと言って今のところ大きく下落する気配もありません。

個人投資家にとっては難しい相場が続いています。

私としては日経平均もそろそろ30,000円を超えてほしいです。

日本の証券市場の年末年始スケジュール は大納会が12月30日、新年明けての大発会が1月4日です。

本年も残すところ、あと4営業日、掉尾の一振に期待したいところ。

投資主体別売買状況では海外は売り越し続く

投資主体別売買状況です。

海外部門の強烈な売りが続いています。

買い支え投資信託と信託銀行。

証券自己売買部門が買い越しに転じましたが小規模、個人は2週連続売り越しになりました。

相場が上昇に転じないためしびれを切らした個人投資家の投げ売り、節税対策の売りもあるのでしょうか。

 

 

30年間、日米株比較・日本株弱し

30年間の長期チャート比較、相変わらず日本株の弱さが目立ちます。

日本株も米国株に追随してほしいのですが比較するとこの格差です。

個人投資家はかなりの痛手を被っていると推察します。

今週の各株価指数です。

2021/12/24週の株価指数

NYダウ平均

NYダウ平均は先週の下落分をカバーして取り戻しました。

来週は今年最後の週、36000ドルをしっかりと超えてくるようであれば、来年に期待が持てます。

 

NASDAQ

今週のNASDAQ指数は実体を伴った上げとなりました。

来週に期待を抱かせる上げです。

今年最後の週、期待が持てそうです。

日経平均

今週の日経平均は下ヒゲを残して高値引けとなりました。

下値を切り上げている動きからして今週は期待したいです。

海外が買い転換すると相場の雰囲気も一変するはずです。

いつまでも売れ続けることもないのでそろそろ反転でしょう。

 

日経JASDAQ

今週の日経JASDAQは大きな下ひげを付けました。

下値を確認して反発とみて良いでしょう。

来週から期待です。

 

マザーズ指数

マザーズは底値から少し反発。

まだ、上昇トレンドには程遠い印象です。

海外が買いに転換しない限りはまだ投資対象としては厳しいですね。

個別株では動意づいている銘柄もあります。

来週は大きな反発を期待したいと思います。

 

高成長期待IPO銘柄(監視継続)

 

著書「IPOトレード入門 成長株発見法」6種類のライフサイクルパターンを紹介します。

 

「ライフサイクルパターンとは」

IPO銘柄から成熟した銘柄になるまでのライフサイクルと定義できる株価のパターン。研究チームが発見した異なるパターンは、「遅咲きのパターン」、「一発屋または一発屋プラスのパターン」、「ロケットのパターン」、「パンプ&ダンプのパターン」、「段階的上昇のパターン」、「失望のパターン」の6つ。

出典:著書「IPOトレード入門 超成長株発見法」

6種類のライフサイクルパターンの中で高成長の期待が持てるのは「段階的上昇」と「パンプ&ダンプ」ですが、それぞれ概要は次の通りです。

〇「段階的上昇」はもみあいとブレイクアウトを繰り返しながらも、IPOベースまでは下げないライフサイクルパターン

〇「パンプ&ダンプ」はIPO直後に株価が下落し、その後数か月から1年以上もみあいが続いた後上昇に転じるライフサイクルパターン

〇「遅咲き」はI-AP(長期の上昇)に至る前にI-DDP(機関投資家の調査期間)が長く続くライフサイクルパターン。

高成長期待IPO「パンプ&ダンプ」パターンの銘柄

「パンプ&ダンプ」の定義はIPO直後に株価が下落し、その後数か月から1年以上もみあいが続いた後上昇に転じるライフサイクルパターンです。

4194 東証マザーズ「ビジョナル」

「ビジョナル」は初値こそ7150円と公募価格を43%も上回ったものの、その直後から大きく下落して公募価格近くまで売り込まれました。

「パンプ&ダンプ」パターンの典型例です。

その後買いなおされて初値を更新しI-APに移行。

上昇が継続する限りは保有継続です。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
4194 ビジョナル 東マ 5000 7150 43% 2021/04/22

 

7373 東証マザーズ「アイドマ・ホールディングス」

「アイドマ・ホールディングス」は公募価格1930円に対して初値は3430円と買われました。

その翌日は利益確定により売られて下げるものの以降は上昇に転じIPO-APを一度も下回ることなく調整局面を経て上昇を続けています。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
7373 アイドマ・ホールディングス 東マ 1930 3430 77.7% 2021/06/23

 

高成長期待IPO「段階的上昇」パターンの銘柄

「段階的上昇」のチャートパターンは揉みあいとブレイクアウトを繰り返しながらも、IPOベースまでは下げないライフサイクルパターンのチャートです。

8919 東証1「カチタス」

公開価格とほぼ同額で初値を付けた後、IPOベースから20%以上上昇、その後大きな調整があるもののIPOベースを割り込むことはなく段階的な上昇が続いています。

現在は高値圏でのもみ合い。

来週は高値を更新できるかがポイントです。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
8919 カチタス 東1 1640 1665 2% 2017/12/12

 

「段階的上昇」パターンの銘柄一覧

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
7342 ウェルスナビ株式会社 東マ 1150 1725 50% 2020/12/22
9145 株式会社ビーイングホールディングス 東2 1000 1479 48% 2020/12/15
5368 日本インシュレーション株式会社 東2 940 869 -8% 2020/3/19
4485 株式会社JTOWER 東マ 1600 2620 64% 2019/12/18
4483 株式会社JMDC 東マ 2950 3910 33% 2019/12/16
4880 セルソース株式会社 東マ 2280 6020 164% 2019/10/28
4477 BASE株式会社 東マ 1300 1210 -7% 2019/10/25
4436 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 東マ 1050 1400 33% 2019/3/19
4423 アルテリア・ネットワークス株式会社 東1 1250 1190 -5% 2018/12/12
4384 ラクスル株式会社 東マ 1500 1645 10% 2018/5/31
9143 SGホールディングス株式会社 東1 1620 1900 17% 2017/12/13
8919 株式会社カチタス 東1 1640 1665 2% 2017/12/12
3563 株式会社スシローグローバルホールディングス 東1 3600 3430 -5% 2017/3/30

高成長期待IPO「遅咲き」パターンの銘柄

「遅咲き」は、I-AP(長期の上昇)に至る前にI-DDP(機関投資家の調査期間)が長く続くライフサイクルパターンです。

4169 東証マザーズ「ENECHANGE」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 ライフサイクル 上場日
4169 ENECHANGE株式会社 東マ 600 2400 300% 遅咲き 2020/12/23

 

4443 東証1部「Sansan」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 ライフサイクル 上場日
4443 Sansan 東マ 4500 4760 6% 遅咲き 2019/6/19

 

高成長期待IPO その他の監視銘柄

6521 東証マザーズ「オキサイド」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
6521 オキサイド 東マ 2800 6540 133.6% 2021/04/5

 

5759 東証マザーズ「日本電解」

日本電解は公開価格と初値が同額でしたがその後急伸してロケットパターンとなりました。

その後2か月程度のI-DDP(機関投資家の観察期間)を経て上昇、上場直後の最高値を更新して段階的上昇パターンになりつつあります。

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
5759 日本電解 東マ 1600 1600 0% 2021/06/25

 

4071 東証マザーズ「プラスアルファ・コンサルティング」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
4071 プラスアルファ・コンサルティング 東マ 1810 3205 77% 2021/07/27

 

7379 東証マザーズ「サーキュレーション」

コード 銘柄名 市場 公募価格 初値 騰落率 上場日
7379 サーキュレーション 東マ 1810 3205 77% 2021/07/27

 

John Boik=モンスター株の著者

モンスター株の著者のJohn BoikはTwitterで来年の株下落を呟いています。

昨年がモンスターストックだったからといって、来年も繰り返すわけではありません。 今年は不安定な年であり、年末が悪いようです。

                                       John Boik

 

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