相変わらず、イケてないシニア幸爺です。
本日も保有している銘柄について記事にしました。
証券番号8162、東証マザースに上場の「株式会社ロゼッタ」です。
ロゼッタは、マザーズ上場の小型株ということもあり値動きが激しく、私は相性が良いので長期間にわたって観察している銘柄です。
ロゼッタ株は、ここ数年保有と売却を繰り返していますが、現在は保有しています。
ちなみに社名ロゼッタの由来はロゼッタストーンです。
株価はこれから上昇すると予想
根拠は、下記の通りです。
●AI翻訳分野で精度が高く他の追随を許さない。
●業績予想が出来ないほど、自動翻訳機が伸びている。
●大手企業との販売代理店契約。
引用元:ヤフーファイナンスより「ロゼッタの業績推移(3期)」
ロゼッタの株価の推移をみてみましょう。
ロゼッタの株価の推移
今年の4月に好決算を発表、株価は3000円から5000円まで7割近く急騰しました。
しかし、その後ジリジリと下落して6月上旬には急騰前の3000円に戻ってしまいました。
9月上旬までの3か月の動きを総括すると、好材料が発表されて一時的に急騰するも、すぐに売りに押され、下落する上げ下げを繰り返しています。
いわゆる3000円近辺から4000円近辺でのボックス圏相場が続いています。
現在は、200日移動平均線付近の3000円近辺の底値まで下落し、少し反発しています。
当面は、75日移動平均線の3600円を超えが定着できるかがポイントです。
ロゼッタは、業績は良く、成長が見込めるのに株が売られている状況で、ロゼッタ株には、個人投資家も多く、ヤフーファイナンスの掲示板は総悲観状態となっています。
実際にロゼッタの業績は素晴らしいのです。
ロゼッタの業績は絶好調
ロゼッタの主力商品は、2017年11月にリリースされた「自動翻訳T-4OO Ver.2」で導入企業は3000社を超えています。
ロゼッタが得意としている産業の専門分野は、医学や化学、法務、IT・通信、金融・財務・経理など多岐にわたっており、英日翻訳では精度95%という圧倒的な精度を実現しています。
特に直近 1 年間で引合い数が 5 倍近くまで増加するほど販売は絶好調です。
更に、「自動翻訳T-4OO Ver.2」は月額制のストックビジネスであるため、時間経過とともに収益が積みあがる方式なのです。
業績は絶好調であるが、なぜ株価が上がらない
売れ過ぎて業績予想を発表できない状態
ロゼッタは「自動翻訳T-4OO Ver.2」が売れすぎて、業績予想を発表できないと報告しています。
これは自動翻訳機の伸び率の凄さを物語っています。
下図は、各年度の新規受注高の推移のグラフです。
2017年11月に「自動翻訳T-4OO Ver.2」が販売されてから、急激に受注が伸びています。
2019年2月期の実績グラフ、2019年3月から2019年6月へと成長のギアが変わり、2004年の創業以来、長年の努力と苦労が報われ、成長のストーリーがついに花開いた感があります。
引用元:株式会社ロゼッタHPより「2020年2月期第1四半期(第16期)決算説明資料」
ロゼッタでは、MT事業「自動翻訳T-4OO Ver.2」が売れすぎて業績予想が困難であるため、売上成長率が落ち着く(目安として対前年比150 %)までは、業績予想は固定値として開示しないとしています。
「自動翻訳T-4OO」の販売代理店が拡大している
ロゼッタは、「自動翻訳T-4OO」の販売代理店を募集しています。
弁護士ドットコム、ダイワボウ情報システム、オリックス株式会社などの大手企業との販売代理店契約先も拡大しています。
投資家にとっては、販売の実態を把握できないため、疑心暗鬼になっているのでしょうか。ロゼッタを買うことへの最終判断に二の足を踏んでいる可能性もあります。
株価の低調は機関が信用売りが原因か
外資系のゴールドマンサックス・インターナショナルやJPモルガン証券、クレディスイス・セキュリティ・リミテッドなどが空売りを仕掛けていることも株価の上昇を抑えている要因だと考えられます。
幸爺には、業績が良く将来性もあるロゼッタに対して、これらの機関が空売りを仕掛けている理由は分かりません。
ロゼッタの値動きは激しいため、下がったと思って買っても更に下げることも多く、個人投資家を悩ましています。
ヤフーファイナンスの掲示板には悲鳴やあきらめのようなコメントも目立ちます。
そこで、「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ、。。。。。」という格言が浮かんできます。
空売りは、何れは必ず買戻しをしなければなりません。
今後株価が抵抗線を突き抜けるなどして上昇した場合は機関は空売りした株を買い戻すため、株価を一気に押し上げる原動力にもなります。
その時は、空売り機関には、株価を踏み上げる燃料になってもらいましょう。
まとめ
今回は保有株のロゼッタについて記事にしてみました。
株は業績が良いだけでは、上がらないこともあります。
投資尺度として、PERやPBRなど広く知られている指標の参考、チャート分析なども大切です。
ロゼッタ株は、PERやPBRの指標からすれば、割高ですが、将来の成長性を見込んで買われるのも株の一面です。
特に株の購入のタイミングはチャートを活用することをお勧めします。
高値圏に達している株は、更に上昇することもありますが、突然に大幅な下落に見舞われてしまうことも往々にしてございます。
下がり始めると含み損を抱えたくない投資家が一気に売って損切りしますので、思わぬ下げに見舞われます。
幸爺も何度となく経験しております。
皆さまも、くれぐれもご注意下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。