シニアがペットを飼う

シニアが初めて犬を飼う前に最低限考えておくべき重要なこと

犬のアイキャッチ画像

こんにちは、イケてないシニアの幸爺です。

今回は、シニアが初めてペットを飼うことについての少し真面目な記事を書こうと思います。

シニアになってから犬を飼おうかなと検討している方に少しでも参考になればと思います。

我が家はミニチュアダックスフンドを飼っています。

私が53歳の時に知り合いのお蕎麦屋さんから生まればかりの子犬の時にもらってきました。

それから10年、犬の年齢は言わずと知れた10歳です。

小型犬の平均寿命が15歳前後といわれていますので、もう中高年といってよい年齢です。

人の年齢にすると55歳くらいで、まだ働き盛りだと思います。

犬と一緒に暮らしている喜びは書きつくせないほどたくさんあるんです。

例えば、

「いつ帰るか分からない私を玄関で待っていて、玄関のドアを開けた瞬間にしっぽを振って飛びついて喜んでくれる」

「話しかけると真剣な表情で首をかしげ言葉を理解しようとする」

「寝ているところに近づいてきて体をくっつけて添い寝をしてくる」

などなど、特に心が癒される瞬間です。

言葉の少ない犬とのコミュニケーションですが、この様な心の触れ合いは、人と人では味わうことのできません。

少し違った感性がくすぐられるようで、私たち夫婦を癒し、やさしい優しい気持ちにさせてくれるんです。

シニアになって、犬を飼いたいと考えた時に、以下の事をクリアできるか、参考にしてください。

私たち夫婦は、実際に大きなミスもしていますので、アドバイスできる立場ではありませんが、反面教師としてお読み頂ければうれしいです。  

犬のしつけをすること

犬のしつけ

我が家で、犬を飼って一番困っている事から書きます。

これは大きなミスです。

犬をもらったばかりの時は、とにかく好奇心が旺盛で、いつも動き回って活動的でしたが、中年になった今は少し落ち着いた雰囲気になってきました。

が、しかし、しかし、ただ、一つだけ大きな問題があります。

むちゃくちゃ、吠えるのです。

室内飼いですが、来客がなければ、とてもおとなしくて、いい子にしてます。

ところが、宅配などで来客を告げる玄関のチャイムが鳴った途端に、けたたましく吠え、来客が帰るまで真剣に吠え続けてます。

散歩中に人を見ても吠えることはまずないのですが、他の散歩中の犬と出会うと凄い勢いで吠えます、

と言うか、とにかく吠えかかるといったほうが正解です。

吠えぐせのしつけをしなかったので、恥ずかしい限り、すごく反省しています。

子犬の頃は吠え声も小さく番犬の役目をしてるつもりだろうから、よしよし、まぁ、この程度ならよかよかと思っておりました。

でも、成犬となった今じゃ、吠える声がとにかく大きく、しっかりとしつけをしなかった事を猛反省しています。

調べたところ、ダックスフントは特に吠え声が大きいらしい。 吠えぐせは、色々な事に支障をきたします。

例えば、我が家では以下のような支障が生じております。  

○犬を介しての近所付き合いが難しい。

○隣近所に騒音になっている。

○急に吠えるので、周囲の人がビックリする。

○私達夫婦にもしもの事があった場合、吠える犬はもらってくれない。  

私達夫婦は、飼い主として失格です。残念夫婦です。

60歳を超えて犬を飼い始める時は、「吠えぐせのない犬」したほうが正解です。

もし、子犬から飼う時には、しっかりとしつけをして下さい。

反面教師のアドバイスとご理解下さい。

私達夫婦は、遅まきながら、吠えぐせ改善訓練を始めました。

吠えぐせのしつけに成功したら、改めて記事にしてアップしたいと思います。

次は主に飼い主の健康問題などで飼えなくなる飼育破綻の心配です。  

飼育破綻しないこと

飼育破綻しない

シニアが何らかの理由で犬を飼い続けることが出来なり、飼い犬を手放すケースが増えているそうです。

我が家でも、その心配がないわけではありません。

夫婦揃って病気になって入院することも可能性は低いものの有り得ます。

シニアのひとり暮らしでは、その可能性が高まりますよね。

高齢に伴う認知症や体力の低下で従来のお世話ができなくなる事も想定されます。

ペットを飼う人の体力や健康、経済面、周囲のサポート体制などは個人差が大きいと思います。

他人に迷惑をかけないという点から、60歳を超えて子犬から飼い始めるのはかなり大変かなぁ、と思います。

人生80年時代とはいえ、60歳を過ぎて子犬から飼い始めると、その頃になればペットも高齢化して介護が必要になるかもしれません。

ペットと老老介護となる可能性もあります。

日本人の平均寿命は、80歳を超えていますが、他人のお世話にならず、自立した生活ができる健康寿命との差が10年前後あります。

飼い主とペットが病気をせずに元気に年を重ねることが出来ればベストです。

昔に比べて最近は犬も栄養状態が大幅に改善し、医療も高度化、長生き出来る環境になった反面で、がんや認知症などの生活習慣病にかかるリスクも高くなっています。

統計的に見ると、もしかしたら犬を飼える限界年齢が、70歳くらいまでかもしれません。

そして犬の認知症も増えています。

犬の認知症の主な症状は「夜鳴き」ですから、飼い主も寝不足になり、健康にも影響します。

逆に飼い主が認知症になれば、飼えなくなり犬は路頭に迷う可能性が大きくなります。

次は、毎日のお散歩についてです。  

毎日、お散歩すること

犬のお散歩

犬も部屋に閉じこもっていると、人と同じでストレスが溜まります。

ストレスが溜まると、電気コードをかじったり、糞を食べたり、所かまわずトイレをしたり、色々な問題行動を起こすこともあります

我が家のペットは、もらったばかりの子犬の時にケージに入れて半日の留守番をさせたところ、糞をケージの周囲にはね飛ばし、体中に塗り付けていたことがありました。

本来、ダックスフンドはキレイ好きなのですが、かなりのストレスになったのでしょう。

「僕ちゃんをこんなに狭いケージに閉じ込めて留守番させるなんて許せない、こうしてやる!」という心境だったかもしれません。

この時は、部屋に飛び散った汚物の掃除、犬の体にこびりついた汚れを洗い流すのがすごく大変、想像にかたくないですよね。

この事件以降は、留守番させる時はケージに入れず、部屋で放し飼いにしています。

さて、お散歩ですが、悪天候の日は別にして、できれば毎日お散歩に連れて行くことが大切です。

また、お散歩のコースをいくつか設定しておくと良いと思います。

時々は普段と違うコースや場所に連れて行くことで、犬も新たな刺激を受けることが期待できます。

たくさん歩いた日は、人と同じで良く休みます。  

抜け毛が多く掃除すること

抜け毛掃除

我が家のダックスフンドは、年中抜け毛があります。

2日に1回は掃除機をかけていますが、結構な量の抜け毛を回収します。

お掃除好きの家庭であれば全く問題ないと思いますが、掃除をしないと結構床に毛がかたまりがフワフワと目立つようになります。

床の掃除をサボっていると、夏場は足底に抜け毛が付着、お風呂場で足底にシャワーをかけると結構な量の抜け毛が流れます。

家には自動掃除機はありませんが、ルンバなどを使っているご家庭であれば、もしかしたら重宝するかもしれません。

抜け毛を放置すると、ノミやダニのすみかになりますので、床の掃除は毎日行うのが理想ですね。  

トイレのお世話に手がかかること

  犬のトイレ

犬がトイレに行くタイミングは、「朝起きたとき」「食後」「お散歩の時」などある程度決まっています。

また、寝る前にトイレをさせています。

その他にも、トイレに行きたくなると、小さく鳴いて教えてくれたり、分かりやすい行動をとるので比較的わかりやすいと思います。

今年の夏は特に暑かったので、一日に飲む水の量が多く、冬場の2〜3倍でした。

犬は殆ど汗をかかないため、トイレの小の回数が増えました。

糞の回収とトイレ流しなど、マットの交換など、その都度行います。

犬は、きれい好きなので、マットが汚れていると、嫌がります。  

薬や予防接種で医療費がかかること

動物病院

年間で予防接種や予防薬などの一定の医療費がかかります。

我が家は小型犬ですが、大型犬では少し高くなるようです。

また、犬の体調に異変があれば、その都度診てもらいますが、その時の費用もかかります。  

ワクチンの予防接種

ワクチンで予防できる病気が11種類と増えています。

3種、5種、9種などワクチンを組み合わせた混合ワクチンを接種します。

病気を引き起こすウイルスや細菌への免疫をつけるのがワクチン予防接種です。

例えば、予防できる病気が9種類の9種混合ワクチンでは約10,000円です。  

フィラリア予防

犬にとっても蚊は大敵です。

蚊に刺されたことが原因で犬のお腹(主に心臓)に寄生虫が発生することで発病するフィラリア症(犬糸状虫症)は、命にかかわる病気です。

夏はお散歩中や部屋にいても蚊に刺される恐れがありますので、予防する必要があります。

予防薬と予防注射があります。

家では、蚊が出る前の5月から12月まで8ヶ月間、エサに混ぜて月に1回服用させています。

飲み薬タイプは小型犬で約6,000円です。犬の体重によって薬の量が違います。  

狂犬病ワクチン

犬を飼い主に義務付けられている狂犬病ワクチン、お住まいの自治体から連絡を受けて接種しなければなりません。料金は約4,000円です。  

ダニの予防

ダニは、主に近隣の草むらなどに潜んでいて、動物が来るのを待ち伏せしている厄介な寄生虫です。

人にも被害を及ぼすことで知られているのがマダニです。マダニが媒介する感染症では人の死亡例もあります。

動物病院で直接皮膚に滴下する予防薬が一般的です。

ノミと一緒に予防しましょう。

散歩の時に犬は草むらに行きたがるのですが、草むらは入らない方が無難です。

コントロールして入らないようにして避けましょう。  

ノミの予防

ノミが犬に寄生するとダニよりも小さいため発見するのはとても困難です。

ノミも予防薬で寄生を予防します。

室内の清掃も予防の一環となります。

滴下タイプの予防薬をシャンプー後にすれば、ノミとダニの予防を一緒にすることができます。  

歯石の除去(臨時の治療)

フェラリア予防を処方してもらうためにかかりつけの動物病院にいったついでに歯を診てもらったところ、奥歯に歯石がたまり、放置すると虫歯の原因になると指摘され、除去しました。

麻酔をかけての治療で治療費として約30,000円かかりました。

この他にも、これまでに蕁麻疹やおできで診てもらったことがあります。  

中長期間、留守にする時にすること

犬の留守番

緊急な場合を含めて一定期間、家を留守にして出かけることもありますよね。

計画的に旅行をする場合は、事前にペットホテルなどを予約すれば良いのですが、遠方の家族や親族の不幸が急に起こるかもしれません。

身近に預かってくれる人がいれば良いのですが。

緊急なケースを想定し、普段から一時的に預かってくれる施設を探しておく必要があります。

我が家では、犬が不安になることを知っているので、旅行にはなかなか出かける気になれません。

我が家の犬は、トリミングなどをお願いして、わずか数時間ペットトリマーに預けただけでも、戻ってきた時に「なぜ、預けたんだ!さみしかったじゃないか!」と私たちに吠えて怒ります。

まっ可愛らしい行動でありますが。  

シニアが犬を飼う前に最低限考えておく重要なこと「まとめ」

まとめ(ペットを飼う)

最近は、地方自治体が中心になって殺処分ゼロ運動を目標に掲げて活動され、殺処分される犬の頭数は減少しているそうです。

しかし、まだ1年間に数万頭の犬が殺処分されているのが現実だそうです。

この数字は日本国内だけの話です。

ペットを飼えなくなって、捨てたり、保健所に連れて行く人もいるようです。

欧米の法律では、ペットショップでは子犬を買うことができません。

子犬を買いたい時は直接ブリーダーから購入することになります。

子犬の両親のこと、生い立ち、性格など細かい情報提供を受け、ブリーダーから子犬の飼い主として適しているかを判断されます。

一方、日本では、ペットショップで簡単に購入できるため、ひと目見て可愛らしいと衝動的に購入し、大きく成長して可愛くなくなった、面倒になった、などの理由で捨てる人が少なくないようです。

こんな身勝手な方は、ペットを飼う資格はないですね。

ペットの飼い主には、一度飼い始めたら「終生飼養」の義務があります。

違反すれば法律により罰せられます。

ペットを飼う前に、ペットに対する考え方や周囲の環境など総合的に判断する必要があると思います。

例えば、次の基準を参考にしてはいかがでしょうか。  

○犬が好きで一緒に暮らしたいと思っていること。

○家族に動物アレルギーがなく、同意があること。

○近くに動物病院があること。

○精神的、経済的に余裕があること。

○散歩やトイレ処理など毎日のお世話を犬のために喜んでできること。

○旅行や突然、留守にするときに預かってくれる先があること。

○何らかの理由で飼えなくなったときに引き取ってくれるところがあること。

動物愛護保護団体などと元気な時に事前に話し合っておくことも大切です。

面倒が見られなくなって、犬の以後の面倒を託すときに費用を寄付するなどの方法もあります。

愛犬の面倒を見てもらう契約を締結することも可能です。  

ペットの入手ルートについては、次の3通りがあります。

ブリーダーさんから購入

最後に、これから犬から飼いたいと思う方は、ペットショップではなく、ブリーダーさんから直接購入したほうが良さそうです。

気に入った犬が見つかれば、生育環境や兄弟のことなども知ることができ、更にブリーダーさんの人柄にも接することができます。

また、飼い始めて、困ったことがあれば、購入したブリーダーさんに相談することもできます。  

知人やボランティア団体から譲り受ける

近隣にブリーダーさんがいない時は、知人やボランティア団体から譲り受けることをおすすめします。

犬種は選べないかもしれませんが、犬の性格を教えてもらうことができます。  

ペットショップで購入

ブリーダーさんやボランティア団体が見つからなければ、ペットショップで購入する方法です。

ペットショップで購入する場合には、お店選びが重要になります。

お店がきれいで犬の展示環境が良く、アフターフォローがしっかりしているお店を選びましょう。

ペットショップは、どうしても経営面を重視する傾向があり、売ることが先行しがちです。

お店選びを慎重に行いましょう。  

今回は、高齢になってから、犬を飼いたいと考えた時に考慮した方が良い点を記事にしてみました。

少しでも参考になればと思います。

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